草木染めー麻布ーこよみに合わせて

私たちは古くより 天体の動きや自然と調和することで感性を豊かにしてきました。その時期現れる「兆し」、繊細な季節の移ろいに合わせ 草木の力をいただくことは 日本の風土にあった知識のひとつです。

5月26日(金)新月   【紅花栄う  紅花染め】
染色作家  舟山れいら先生に 紅花染めを教えていただきました。
2時間という 短い時間で 美しいピンクの麻布のショールが仕上がりました。
次回は 藍の生葉染めを教えていただきます。詳細は後日  お知らせいたします。

Mataさん日記 『農は芸術』

「農は芸術」、先日 行かせていただいた 東白川村のお茶農家さん(Mataさんと呼ばせていただきます。)の お父様がおっしゃっていたそうです。

お茶販売用の袋のMataさんの言葉

『東白川村の自然の中で幼い頃の記憶が蘇り、花や木や野菜、田んぼのカエルや畑の虫にも 彼らの意思を感じるようになりました。私たちはお米や野菜の命を頂くことで生かされています。食べ物は体やこころをつくり 命となって廻っていきます。こころを込めてお世話されたお米やお野菜は こころ優しい人をつくると確信しています。農薬や肥料を使わずに自然を先生にして お世話することで、作物の幸せと生きる力を 最大限に 引き出したいと考えています。2009年春、私たちは大きな宇宙の意思を感じて畑に立ち、平和を願って歩み始めました。このお茶をお届けできることに深く感謝いたします。』

豊かな自然環境と日本人の心性の相互作用が 日本の豊かな「農」を生み出す。その型が 東白川村にあります。アーストラストでは “Mataさん日記”と題し、随時 農園の近況やMataさんの魅力を知っていただきつつ 環境保全型農業の輪を広げていきたいと考えています。

岐阜県 無農薬 無肥料栽培お茶農家さん

《日本の原風景》
5月13日 東白川村の無農薬無肥料栽培お茶農家さんのところに 行かせていただいてまいりました。道中の景観 誠に美しく 折しも小雨の降る日和であったことが 山の木々の緑を いっそう深く艶やかにし 渓谷の岩の荘厳さ 水の美しさに圧倒されつつ 目的地に到着。景観を損なうことなく茶畑 そして民家は点在しておりました。この地域は 昔から無農薬無肥料栽培でお茶を栽培されているそうで 白川茶発祥の地と言われています。その方の茶畑がある山の頂上からは 水が 尽きることなく湧き出でているそうで 棚田であった石組みもあり 今も豊かな水の恩恵をいただきつつ米作りもされておられます。

今回の目的は 無農薬無肥料栽培のお茶の生産に たずさわれる方々の高齢化 人手不足などの課題に 日本の原風景とも言える 美しい環境の保全に考慮しつつ NPO法人アーストラストとして 関わるあり方を考えるための視察でした。事業 決まり次第 お知らせいたします。

雑穀料理教室 2016年10月15日(土)

雑穀クリエイターの梶川愛先生を講師にお迎えし、雑穀料理教室を開催いたします。
ミネラル、食物繊維が豊富と注目されている雑穀を使った料理を、
わいわい!がやがや!!楽しく作っておいしく食べましょう。

【日時】2016年10月15日(土)11:00~14:00
【場所】西貴志コミュニティーセンター2階 調理室
(住所)和歌山県紀の川市貴志川町長山24

【募集人数】30名様(先着順)
【協 力 金】3,500円(お連れのお子様は、一人500円)

【主催】NPO法人アーストラスト
【協賛】(株)しおん 、 SBM和歌山サロン

お問い合わせ、お申込みは、073-453-3038
NPO法人アーストラスト 楠見(予約担当)まで

20161015